学区でがんじがらめに

通学制の高校の転校の難しさは、義務教育と同じようなものです。親と一緒に引っ越すのでなければ、まず認められません。義務教育では越境入学と言われる、住民票をいろいろ操作して転入することにも、かなり厳しそうです。入学試験で合格できず、入学を断念した生徒もいるわけですから、厳しくするのもなんとなくわかりますが、入ってみたら合わなかったってことはいくらでもあるでしょう。新卒入社の3割がすぐ辞めるという現実もあるんです。

通信制高校へなら容易に

義務教育と違って、合わないから通わないとなったら、卒業資格は得られません。他の高校を受験しなおすにしても、学年単位で動くのが高校生活の基本ですから、年齢が違うと何かと居心地が悪いのが現実です。それで転校が事実上無理、というのは窮屈過ぎでしょう。ということで、近年はずいぶんそうしたことへの配慮がなされるようになりました。通信制高校の数が増え、存在が周知されるようになったことで、転校は容易になりました。

転入の制限がほとんどない

通学制の高校への転入には、非常に厳しい制限があります。住所、住所変更の経緯、学力、それらの条件をすべて満たさないと転入できないことがほとんどです。それに募集自体が珍しいことで、欠員が生じたときだけ募集されるのであって、あらかじめ転入者枠が用意されているわけではありません。通学制の高校間で転校するのは、至難の業なのです。通信制の高校の大半は、随時転入生を受け入れています。生徒に学ぶ意欲があれば、受け入れを拒むようなことはしません。

今の時代、様々な理由が有り高校を変えざるをえない人もいると思います。高校を転校する事により新しい生活を手に入れましょう。